無料相談予約


資料請求


TEL


MENU

これで最後 岡崎

さて、2025年も半分が過ぎました

猛暑日の中、お身体には充分お気をつけくださいね

 

 

 

岡崎市の「滝山寺」の話
今回で最後です

 

 

 

ここに来た本当のお目当ては

 

滝山寺の「宝物殿」です

 

 

 

いろんな文化財が収められているのですが

特に注目は奥にある仏像↓↓

※中は撮影禁止なのでHPの画像で・・・

 

 

近づいてみるとこんな感じで
展示されています


(↑↑裏側まで回って見られます!)

 

 

この3体の仏像が注目されるようになったのは
まだ最近(1980年頃)のことで

 

 

この「滝山寺」の歴史を記した書物


「瀧山寺縁起」の中に

この仏像について書いてある箇所があって

 

 

 

 (要約)

 1199年に急死した源頼朝の三回忌に合わせて
    瀧山寺住職が運慶・潭慶父子に制作を依頼した

 

 真ん中の仏像は頼朝の等身大

 

 像の中には頼朝の鬚(ヒゲ)と歯が納められた

 

 

 

という内容です

 

 

 

 

 

当初は

・運慶の作品と言われる像は全国にたくさんあって偽物も多い
・東大寺の阿吽の像と見比べると、力強さに欠けるんじゃ・・・
・彩色してあるのはおかしい・・・

 

以上のことから、「運慶の作ではないんじゃ・・・」と

 

疑問を持たれていたのですが

 

 

 

 

↑↑真ん中の像「聖観音菩薩像」

X線調査したところ・・・

 

 

 

「瀧山寺縁起」の記述通り、像のちょうど口の奥あたりに

紙包みが埋め込まれていて

人間の歯と毛のようなものが写っていたわけです

 

X線撮影にて像の顔の部分に鬚と歯を入れたと考えられる小さな紙包み状のものが確認された

 

 

このことから、今では

「瀧山寺縁起」は信頼できる資料として認められ

この3体の像は運慶一門の作だと信じられるようになり

 

国の重要文化財に指定されています

 

 

 

 

ここの宝物殿は

 

この仏像をほぼ360度ぐるりと

 

好きなだけ見ることができます

 

運慶の像をこの距離で見られるのは

 

日本でもここぐらいかと

 

 

 

 

 

世界的富豪でアメリカ人の美術品収集家が
「言い値で買いたい」と訪ねてきたそうで

 

 

その人が言うには

 

 

「像の作者で運慶に並ぶのはミケランジェロだが
彼はルネサンスの時代だから1400年代
運慶はそれよりも200年も早いからより価値がある」

 

 

とのことらしいです

 

 

 

 

これが400円で見られる滝山寺

 

オススメです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新築住宅部 工事スタッフ
新築住宅部 工事スタッフ
血液型 B
趣味 自転車 動画鑑賞
コメント 家は建ててそれでおしまいではありません。お引渡ししてからが本当のお付き合い、です。快適なお住まいが長続きするようお手伝いします!

無料相談のご予約

お問合せフォーム

お電話でご予約・お問合せ