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安江工務店の家づくり~断熱材編~

お疲れ様です。

新築工事部の亀谷です。

 

前回のつづきのお話です。前回?となっている方は1月22日のブログをご覧ください。

では

内部結露の出にくい工法を採用している安江工務店ですがどんな工法なのかと申しますと、家が呼吸をします。「呼吸」するといっても酸素を二酸化炭素にするわけではなく、湿気を吸ったり出したりしてくれるのです。湿気が多いと水分を吸います。乾燥すると水分を出します。前回のお話で出てきた「断熱層」の中にもこの機能があります。そのおかげで、安江工務店の家は内部結露どころか結露自体がほぼありません。なので本当に怖い内部結露による躯体の劣化が起こりにくいのです。

 

ではどんな仕組みで呼吸しているのかというと、断熱材に使用している「セルロースファイバー」がその役割を果たしてくれます。(それだけではないのですが断熱材編なので今回は断熱材にスポットを当てます)

セルロースファイバーとは、主な材料は新聞紙で、粉々にした新聞紙にホウ酸を混ぜて作られています。セルロースファイバーにはいろいろな性能があり、その中の一つに調湿性能があります。この調湿性能こそが「呼吸」の仕組みなのです。例えば、雨に濡れた靴を乾かす際に新聞紙を丸めて詰め込んでたりしませんでしたか?。それは新聞紙には高い吸放湿性能(湿気を吸ったり吐いたり呼吸をする効果)があるからです。やったことが無い方、ぜひお試しください。(やり方は簡単、新聞紙を丸めて詰めるだけ!)

セルロースファイバーはその新聞紙からできているため、調湿性能を発揮します。梅雨のジメジメしたイヤな時期には湿気が多いため(空気中の水分量が多い)空気中の湿気を吸い込む働きをします。また、冬場の乾燥した時期(空気中の水分量が少ない)には、放湿性能で空気中に湿気を吐き出します。このように室内の湿度環境をある程度整えてくれる性能のおかげで安江工務店の家は結露しにくいのです。

 

なら全てのお家がセルロースファイバーを使えば、となりますが世の中そんなに甘くないのです。もちろんデメリットもあります。

それは施工する手間が格段に増えます。その為料金が…。(小声) が、安江工務店のお家は標準仕様なので他社さんよりもお値打ちになっております。それでもグラスウールなどの安価な材料と比べると高価な物なのは変わりがありません。また、施工する職人さんの力量によって差が出やすいです。あまり施工しない業者さんが施工すると壁の部分で充填が不完全になり、自重で沈降して、上部に隙間が出来てしまうため期待値ほどの性能を発揮できません。が、全棟標準施工なので施工経験も豊富な業者さんのプロの技により、セルロースファイバーの力を十分に発揮させることが出来ます。(当社の場合デメリット…ではないですね)

メリットばかりではなくデメリットがもっとないのかと思う方もいらっしゃると思いますが挙げるとしたら2番目の間違えた施工方法によるデメリットはいくつかあります。それだけ性能をひきだし維持させるためには高度な技術がいる材料なのです。なので、もしセルロースファイバーを使いたいなと思っている方がいらっしゃればお願いする業者さんにどのくらい施工実績があるのか聞いてみるのが良いかもしれませんね。

また断熱材だけ良いものを使えばそれで良いのかと言われるとそれは違います。当社では断熱材だけが呼吸するのではなく家全体が呼吸します。なので結露が発生しにくいのです。では断熱材以外にどんな材料があるかというと、ご説明はまた今度に致します。

 

さて今回も長くなってしまいましたが文章だけでは伝えるのは本当に難しいですね。

やはり家づくりは実際に、見て、さわって、感じて納得したものを採用するのが一番だと思います。セルロースファイバーを見てみたいと思っている方がいらしゃれば当社へご連絡ください。見て、さわって、感じることが出来るお家の宿泊体験をご用意しております。まだ興味を持ち始めただけでしっかりとは決まっていないよという方でも大丈夫です。宿泊体験はずっと営業さんがいるわけではないのでじっくりお家を堪能することが出来ます。なので気軽にご連絡ください。

それでは断熱材編のお話はここまででおしまいとさせて頂きます。

お疲れ様です。

 

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